NHK連続テレビ小説『まれ』の2015年9月9日水曜日の放送の142話で、希がTOKOから厳しい言葉をもらっていました。

 

 

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ヒロインの紺谷希(土屋太鳳)は、夫の圭太(山崎賢人)の間に生まれた双子、匠くん(小山春朋)と歩実ちゃん(横山芽生)から、いや歩実ちゃん一人からでしたっけ、お母さんはいつ世界一になるのかと問われたことをきっかけに、コンクールに出場してみることになりました。

希が輪島に戻って「プチ・ソルシエール」を営業していた8年(7年?)のうちに、TOKOの名前でスイーツ界で有名人になっていた矢野陶子(柊子)が審査員を務める「ママさんパティシエ洋菓子コンクール」です。

陶子は、希が修行していた「マ・シェリ・シュ・シュ」の、希の前のスー・シェフだった先輩パティシエです。TOKOになってヘアカラーやメイクも変えていて、かなり垢抜けた印象でした。彼女は「なめすぎ〜」が口癖みたいです。口癖というかネタというか。「なめすぎ〜」は、IKKOさんの「どんだけ〜」のパクリオマージュと思われ、事あるごとに使っていましたね。耳に残ります。

コンクールには、プチ・ソルシエールの主力商品である「マルジョレーヌ」を、地元の食材と、大会のスポンサーである「安元製菓株式会社 (YASUMOTO) 」のチョコレートを使ってアレンジをした品を提出していました。しかし、それがTOKOにとっては「なめすぎ〜」な行為だったみたいです。希は入賞すらしていませんでした。

TOKOはプチ・ソルシエールに顔を出して、希がコンクールで作ったのと同じケーキを作り始めました。その後にTOKOが希に言った言葉は、希の胸に突き刺さったようです。

簡単に言うと、TOKOが言いたかったことは、横浜で自分を脅かすほどのより良いケーキを探求していた希の心が輪島の8年で錆びついてしまっている、ということでした。

陶子は、TOKOになって希に再会するまでの8年間に、フランスに修行に行くなどして、人生の全てをフランス菓子に注ぎ込んできたようです。そんなTOKOから見た希は、恋人と結婚をして、2人の子供に恵まれ、お店も地元の人に愛され、子育てが一段落したからコンクールに出場してパティシエとしてキャリアを築いてみようかな、と簡単に全てを手に入れようとしていて、人生ナメていると映っているみたいです。

希の師匠である池畑大悟(小日向文世)も以前、TOKOと同じようなことを言っていた気がします。世界一のパティシエになるためには人生全てを賭ける覚悟が必要、みたいなことを。今後は希は輪島での8年間がパティシエとしても無駄ではなかったことを、TOKOに証明することになるのだと思います。TOKOの言う、女としての幸せとパティシエとしての幸せの両方を手に入れるのでしょう。たぶん。

ただ、「プチ・ソルシエール」の商品は、最初は横浜の高級路線をそのままにしたことで地元の人に受け入れられず、地元に擦り寄る形で分かりやすく、安い品にシフトしていきましたが、でもマルジョレーヌに関してはそうではなく、自分のこだわりを通した、高い技術が必要な高級路線のケーキのままだったような……。それなのに、マルジョレーヌがTOKOに希の感性が錆びついたことの証かのような扱いを受けてしまっているのは、私にはちょっと理解できなかったです。

また、TOKOが希に以前の優勝者のケーキを作って食べてみたのか?と聞いていましたけど、これまでも希は他人のケーキを作って食べてみた経験は、ドラマの作中ではおそらく一度も出てこなかったと思います。記憶違いがあるかもしれませんけど。横浜にいたときの希なら当然していた、的な表現をTOKOはしていましたが……希はいつからそういう研究熱心な女の子設定になったのでしょうか。試食していたとすれば、上京してフランス菓子の修行をするに当って、「マ・シェリ・シュ・シュ」を始め色々な店の品を購入して食べ比べていたところくらいだったはずです。

大悟から、希には美的センスがない、ということでフランス修行を勧められていましたから、そもそも技術よりも美的センスが劣っているパティシエであったはずで、他の、特に味覚に関しては鋭いというのが横浜での希でしたよね。それも8年間で衰えてしまっていたのでしょうか。能登の良い食材を使っていても味覚が衰えるということがあり得るのかは私には分かりませんけれども。

 

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